バトルメックとは?
バトルメックとは「バトルメック」「メックウォーリア−」というアメリカ産TRPGに登場する
ロボの総称であり、日本では富士見書房が出版元でグループSNEが翻訳を担当しておりました。
見る人が見れば解るパクリメカが大量に登場しているのはご愛嬌。
まあ、日本のアニメのロボを見て「コレだ!」とか原作者は叫んだ時点でパクル気満々だった。
憤慨していたパクリ元のデザイナーがアメリカで出回っている実物を見た瞬間「怒る気が失せた。」
と、いう失笑物のデットコピーだったりするのは別の話。
(ゆえに日本語版では各デザイナーが本気であてつけのごとく気合の入った絵が揃っている)
ちなみにパクリ返して出来上がったのが「ターン∀」。
メックと同じシド爺さんにデザイナーやらせたのもそういう事・・・。
メックに限らずTRPGを取り巻く環境は今や厳しいものがあります。
ご存知のとおりバブル崩壊後、不況のどん底のギスギスした社会の中ではTRPGが発展する事もなく
縮小・衰退の道しか残されておりませんでした。
その中でもバトルメックは超ドマイナーと断言できるでしょう。
まず最初に「遊ぶ為のサプリメントがどこにも売ってない」ゲーム。
販売元がファンを見捨てて場外に思いっきりブン投げちゃいました。
ちなみに日本語版の版権を今、どこが持っているんだかが「?」なので再版される見込みは0ですな。
「日本では公式が絶滅した。同人こそが公式だ。」とか、言われちゃっているのはコレのせい・・・。
私どもはM−鈴木さんにコピーしていただいたルールブックと、たまたま見つけたルールブック以外の
サプリメントを元にど根性で自作してこの辺を補っています。
次、どっかから発掘してきたとしても付き合ってくれる道楽者の仲間が必要。
そもそも、遊ぶ時間を惜しんで働かないとリストラされる今日この頃の労働環境。
メックは遊ぶのに時間も人手も必要なんですわ。
はい、仕様の関係上プレイヤー自体が絶滅危惧種となりました。
そんな中でも、やっぱり物好きというのは発生するというものです。
過疎って絶滅寸前のバトルメックをあえて選んだ奇特な連中の集合体。
第18戦技研は最後までドマイナー一直線の方針で行きたいと思います。