GMサイド使用機体解析一覧

軽量級

○20t偵察型「WSP−1K K型ワスプ」

 貧弱な火力と装甲ゆえに正面戦力になり得ない完全な偵察用メック。

 呆れるほど大量に生産されたせいか、これまた呆れるほどよく目にする事が出来る。

 スティンガーと並び「雑魚メック」の称号を未だに死守している存在。

 ドラコ連合の慢性的な偵察機不足は、この機体を主力にする事を強要している。

 虚弱体質を根本的に改善する余地が無いゆえか、常に損害が多いようだ。

 

○30t軽火力支援型「VLK−QA ヴァルキリー」

 ストライクに酷い目に合わされた現地のドラコ連合上層部が採った対抗策。

「恒星連邦側の支援メックだったものをニコイチ再生して配備する事。」

 結果として支援機としては、パンサーよりもこの機体の方が一般的となった。

 偵察機としても活用されていたのだが、カメレオンやブルーヴィクセンの出現により

多大な損害を与える事に成功、その後は偵察任務から外される事となったようだ。

 

○30t拠点防衛型「UM−R60 アーバンメック」

 量産し易く、廉価で大量配備が可能な防衛戦のみに運用を絞った安物メック。

 主砲であるACをポンポン撃ちながら逃げ回るチキン野郎。

 狭い空間に立て篭もられると確かに厄介で、その数の多さも脅威である。

ただし、立て篭もる地形をぶち壊してやると単なるカモになる。

 

○30t機動打撃型「JVN−10 ジャベリン」

 高い機動性と破滅的な近距離打撃力を細身に詰め込んだ無茶な機体。

 装甲が紙切れなので、直撃させれば撃墜は容易である。

 しかしながら、その秘めた火力は無視できるものでは無いので警戒が必要。

 

中量級

○45t高速戦闘型「PXH−1A フェニクスホーク」(略:フェニホ)

このメックは偵察から後方撹乱、高機動戦闘まで幅広くこなせる万能メックである。

 それゆえに需要が高く、長きに渡り量産されながらも配備要求を満たせていない。

 また、その性能ゆえに酷使され続けた関係上、桁違いの量産数なのに希少存在である。

 当戦線では改造カメレオンを主力にこれに対処している。

 

○50t主戦型「ENF−4R エンフォーサー」

 砲戦第一主義の恒星連邦軍が誇る火力優先型の主力量産型メック。

 当戦線では諸事情ですっかり敵側の主力メックとして認識されている。

機動力は平凡で遠距離火器が無いため、遠距離から攻撃されると手も足も出ない。

 したがって、戦闘では長距離射撃を行なえる機体とセットで登場してくる。

 弾切れし易い点と紙のように薄い背面装甲はご愛嬌と言ったところか?

 

○55t主戦型「WVR−6K K型ウルヴァリ−ン」

 汎用機であるウルヴァリ−ンのドラコ連合軍正式仕様バリエーション。

 故障が多発するジャンプジェットにキレタ上層部は「捨ててしまえと」下命。

結果として三次元機動力をポイ捨てして火力と装甲を強化している殴り合い重視の機体。

 ブラハンの大量出現に頭を悩ませたドラコ連合の上層部は、近隣の部隊からこの機体を

手当たり次第に引っかき集めて対抗策として配備し始めた。

 一対一なら射程と機動力の関係上、ブラハンにはアウトレンジされ放題で手も足も出ない奴。

 

○55t機動支援型「GRF−1N グリフィン」

 機動力と地形を選ばない着実な援護砲撃を武器とする古参のメック。

 接近戦では体当たりとか使用してくるので注意が必要。

 ベテランが使うと将棋で言う「遠見の角」のような嫌な存在になる。

 GM側にのみ存在するため識別は容易。

 

○55t廃棄弁当型「SHD−2D シャドウホークD型」

 お子様ランチと言われたシャドウホーク。

 理由は重量効率の悪さによる火力不足と過剰放熱能力が悪評の原因。

 この機体は間違った火力強化プランとしか思えないような機体。

 装甲が半減した上に弾薬を増加させるという危険な方向。

 総合的に見ても、常に損害が多い失敗作と言える。

 

○55t主戦型「SHD−3K ブラックハウンドK型」

 大量に出現し始めた量産型のブラックハウンドにこっ酷い目に会わされたドラコ連合の回答。

 シャドホのK型改をベースに改造された対抗機である。

 限定的ながらも近接戦の対応策としてJJを復活させている。

 本家に比較すると遠距離戦能力が追加された分、装甲と機動力面で若干劣る。

 だが、一流の乗り手だと侮れない実力を発揮する好敵手。

 

重量級

○60t主戦型「DRG−1G グランドドラゴン」

 ドラコ連合軍主力量産型メックである「ドラゴン」の次世代モデル。

後方地域から増援で来る正規軍の主力が配備している事が多い手強い奴。

 しかしながら、当戦線では長らくドラゴンは恒星連邦側の主力だったために誤射が多発。

 敵味方の乱戦になると敵味方から集中攻撃を受けて落伍する機体が続出した。

 性能的には優秀な部類だが、損害率がやたら高いのはこの為である。

 

○60t火力支援型「RFL−3N ライフルマン」

 カロン重工が誇る極端な設計の瞬間火力重視なメック。

バトルメックにおいて評価が人によって極端に別れる機体。

 本来は恒星連邦の主力メックであるが、この戦場では敵の主力機として登場。

 火力が高く装甲が薄いので標的になり易く、乱戦時には真っ先に落伍する。

 中途半端に追い詰めると狂乱するので徹底的に潰すのが定石。

瞬間火力の高さだけは魅力がある一発屋ではある。

 

○60t支援メック「QKD−4G クイックドロウ」

 良好な機動力は良いとして、重量の割には貧弱な装甲、解決不可能な基礎設計の欠陥。

 さすがはライフルマンの後継機を狙っていた存在としては妙に納得してしまう性能。

 器用貧乏となっているため非常に扱いが難しいが運用次第ではそこそこ活躍できる。

機動力を生かしての囮役や近接支援、遠距離から支援するなどの脇役としてならの話。

 人気がないためか在庫が余っているらしく、損害が多い割にはよく目にする。

 

○65t前衛型「TDR−5S サンダーボルト」

 古い設計のメックながらも前衛に必要な武装をバランス良く持っている名機。

 堅牢な装甲と距離を選ばない交戦距離が前衛としての使い易さの理由である。

 そのため、前衛主力として全王家が重用しているため傭兵達は入手し難い。

 欠点があるならば全力射撃後の過熱と余り気味な補助火器の弾薬の存在くらいか?

 

○65t引き篭もり型「JM−6S ジャガーメック」

 欠陥だらけのライフルマンを分析し、その欠点を反省して設計したメック・・・らしい。

 過熱問題は解決したが、火力が半分になり、薄い装甲なのに弾薬が増えて危険になった。

 射程とクリティカル発生率が増えた以外は弱体化。

 どの辺を反省したのかが日本の政府並に全く不明。

 護衛機と遮蔽地形が無いと格好のカモである。

しかし、集団で砲撃してくれば致命的命中判定が多大な脅威となる。

 ただ、心臓に毛が生えたような連中が多い戦場だとその効果は疑問。

 

○70t支援型「ARC−2R アーチャー」

 支援機と言えばコレ、と言えるほど異常に数が多い珍しい重量級の機体。

 中心領域でも古い設計の部類に入るのだが、未だに主力の座を明け渡していない機体。

 補修部品が他の機種より楽に手に入ることも運用面での強みとなっている。

 当戦線ではドラコ連合側にのみ存在している為に識別不要な敵である。

 

○75t支援型「MAD−3R マローダー」

 アーチャーと同じ位古い設計ながらも主力で活躍している名機。

 遠距離火力を優先した事と重量の割には薄い装甲ゆえに接近戦に不安を残す機体。

 同じマローダーからの生まれたシグナルヘッドと正面から殴り合う日々。

 ACという特徴があるためにシグナルヘッドとの識別は容易。

 

強襲級

○85t前衛型「STK−3F ストーカー」

 大量に出回っている装備を大量に使用しているおかげで量産し易い強襲機。

 強襲機ながら主力型の重量級並に顔を出してくるのでえらい厄介。

 全力射撃はご法度ではあるが、弱点らしい弱点が機動力以外に無い機体。

 有効な迎撃手段は、地雷原ではめ殺すか落とし穴に埋めてしまうかである。

 

○85t前衛型「BLR−1G バトルマスター」

 火力も高く、殴り合いにも強い装甲強固なしぶとい奴。

 味方としてなら心強いものの、残念ながら敵の指揮官機としてのご登場。

 あまりの劣勢にGM側がこれを大量に追加投入するという卑劣な手段に打って出た。

 結果的に多数が撃破され、回収された機体で逆襲を受ける結末を迎える事となる。

 

○100t突撃型「AS7−D アトラス」

 GM側の切り札とも言うべき存在なのだが、切り札になれずに沈んでいく運命。

 運動戦で揺さぶり敵戦力を分断して孤立させ、タコ殴りにする事で簡単に駆除できる。

 重圧な装甲と火力は脅威だが、遺失メックと比べると脅威度が格段に下。

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