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2008年度相馬野馬追春競馬 4月27日

相馬野馬追い春競馬

地元のお祭り春競馬

相馬野馬追いは春と秋にもある。
意外と知られていないようではあるが・・・。
大々的に宣伝しているのが夏だけという事もある。
内容的には草競馬の色が濃いものである。
雰囲気的には町内運動会といえば良いだろうか?

ただし馬が闊歩している運動会。

世間一般的には非常に珍しい光景であろう。
会場へ到着

まずはどこからツッコムべきか?
馬と人がフリーダムに行きかう空間。
ここはどこぞのトレセンか?

来る途中でも歩道を馬が歩いてました。
写真を撮り損ねておりましたけど・・・。
馬がこれだけ歩いていても皆さん平常心。
と、いうか地元では当たり前の風景。

この日は約50頭ほど集結していたそうです。
春競馬概要

予選レースがまず行われます。
1着から3着の馬がそれぞれのレースに進みます。
各予選の1着馬だけを集めた1着馬決定戦のように、
2着、3着馬にも決定戦が設けられてます。
おまけで着外馬レースとかがあるのは秘密。

肝心のレース方式なのであるが・・・。
ゲートがないのでスタートは超アバウト。   
レース登録名は開催ごとに変更可能。
中には聞き取り間違いで誤登録な馬も・・・。
 体調が悪ければ替え馬も申請無しでその場で可能。
前回は葦毛なのに今日は黒鹿毛というのもある。
しかも、反則にならないというのが凄すぎる。
恐るべしご当地ルール。

無謀というな勇気と呼べ

会場馬房突撃取材

レースそっちのけでやりました。
私は馬を見に来たんですから至極当然。
もっとも、私ほどここに入り浸りというのも珍しいらしい。
言うなれば楽屋裏。

 馬房はご覧のようになってます。
 鞍の装着や手入れ等を行います。
 柱は木製でトタン屋根構造です。
馬好きなら眺めているだけでも結構幸せ。

 

タニノゴードン

とりあえず入り口近くにいたので最初に写真をとっていた。
去年の秋競馬では予選を一着通過しているそうです。
気合はいりすぎてちょっとイレこみ状態に・・・。
引退しても現役さながらのやる気を見せております。
すでに家族の一員のようで、馬主のお子様にとっては良い遊び相手のようです。

現役時代も結構走った馬のようで21戦6勝2着6回という立派なもの。
賞金も1億4千万以上稼いだ馬主孝行な馬のようです。

競馬ネットの掲示板にチラって書いたら話題に食いついてきた方が数人。
そこそこ人気者のようです。

父は葦毛のメジロマックィーンなので母親似なのだろうか?
主な勝ち鞍は橿原Sでオープンクラスの実力。

マルノトップ(オリンピアンナイト)


競走馬に該当する名前がないことから詳細不明だった馬。
後日、オリンピアンナイトだという事が判明。
一番見ている時間が長かった馬だと思う。
大好きなブライアンズタイムの子供だから何か引っかかったのかもしれない。
   
会場でもオリンピアンナイトが紛れているとチラッと耳にはしていた。
本当にいるとは思わなかったが・・・

そういえば、すでに姫は会場にいた時にオリンピアンナイトと呼んでいた。
オリンピアンナイトも呼ばれたら反応していて鼻を寄せていた。
解る人には解る何かがあるのだろう。

私的にはこの馬がなかなか気に入っている。

現役時代の成績は9戦5勝。
獲得賞金が7千万クラスの中堅どころといった渋い活躍の馬。
屈腱炎で引退したようですが元気に走れるまで回復したようです。

掲載後の後日談として元一口馬主の方が掲示板の方に尋ねてこられました。
初めて持った馬がコレだったそうです。
主な勝ち鞍は成田特別、金蹄S、ブリリアントS。

ダンツムソウ


パッと見て真っ先に目に付いたのは葦毛のこの馬。
予選を突破した唯一の葦毛のようで他に葦毛の馬が見当たらなかった。
去年の春競馬にも出ていたようです。
現役時代の生涯戦績は24戦1勝、獲得賞金1300万くらいだそうです。
中央から地方へ移り、最終的にこの地に流れ着いたようです。
障害戦にも出ていた記録がありますが、障害には向いてなかったようです。
成績はともかく葦毛は好きだし、しぐさも面白かった馬でした。

父はラストタイクーンはキングカメハメハの母父だったりする。
葦毛同様、母親の方にいろいろ似てしまったのかもしれない。

シャドウビンテージ


現役時代の成績は12戦4勝2着3回。
獲得賞金が7千万クラスの中堅どころといった感じの馬。
終始落ち着かないようで首を上下に振り続けていた。
付き添っていた女の子がずっと宥めていたのが印象的。
現役時代を思い出してハッスルしているのだろうか?。
足元の不調で現役を引退しているようですが、全然大丈夫そう。

主な勝ち鞍は南武特別、メトロポリタンS。

ヴィジョン


同名の馬が競走馬にもいるのだが、生きていればすでに20歳以上になる。
どうみても、そんな歳には見えないので偽名であろうと思われる。
次にいったら名前を聞いてみよう。
ちょっと興味がある馬だし。

エーピースキャン


現役時の成績は8戦3勝。
中央でデビューしたものの能力的に厳しかったためか地方へ転入。
名古屋にてそこそこの成績をあげるものの引退。
その後、流れ流れて相馬の地に・・・。

現在の馬主さんは、この子が可愛くて仕方が無いらしい。
良い人と巡り合えたのが幸いである。
手入れも行き届いていて毛並みがピカピカだった。

主な勝ち鞍は夾竹桃特別。
パドックの様子

めちゃくちゃ馬との距離が近い。
手を伸ばせば届いてしまう。
周りのノリも町内運動会そのまんま。
のほほんとした空気が流れている。
すぐ傍には出店があり、食べ物を売っていた。
コースへの道

パドックからコースへの道。
馬との距離が近いのが良く解る。
万が一の放馬でも取り押さえられる方がゴロゴロ。

別な意味で凄い地域だと思う。

セプテンバーラム


コースの内側で行われていた無料乗馬コーナーの主役。
引退してから1年しか経っていないとは思えない落ち着きぶり。
ポニーよりも大人しい4歳のサラブレットって・・・。
人が乗り降りしようが、脇でレースが行われようが、花火がなろうがお構いなし。
手綱が離れたら、即座に首を下げて青々とした草を夢中で食べるだけ。
逃げるそぶりすら見せはしない。
目の前の草にまっしぐら。
闘争心の欠片も無いゆえか、現役時代の戦績は1戦0勝というのも納得。
しかし、穏やかな性格で子供達には大人気だった。

障害者を乗せても全然平気なので、ある意味高度な乗馬適正があるとも言える。
もっとも、引き馬乗馬だけしかやったことが無いので他は不明らしい。

他にはアメリカン・ミニュチュアホースの親子が来てました。

モモタロス


詳細不明の謎の馬。
あからさまなウケ狙いの名前でのご登場。
元ネタは仮面ライダー電王のモモタロスから。
登場台詞の「俺、参上」の文字が額に光ります。
子供達の熱い声援で予選を突破しておりました。

サクラノオリオン(該当名なし)


レースのゼッケンから名前を割り出しました。
名前を変えているらしく詳細不明。

謎の馬


やたら前掻きして穴を掘っていた。
周りに関係者がいなかったので名前が聞けなかった。
正体不明の謎の馬。
会場の近くに置いてある物

C50というSLが置かれています。
解説を見ているかぎりとても貴重な物らしい。
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