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引退馬訪問記2前半戦 5月8日

ホシファーム再来

5月8日はメイショウレグナムの誕生日。
人参持参で尋ねてまいりました。
レグナムの住まいはご覧のとおり。
仲良しのウォーリー君が隣りにおります。
仲良く朝ご飯を食べておりました。
左がレグナムで右がウォーリー君です。

メイショウレグナム


この日21歳になったレグナムです。
食欲が全然落ちていないのでとても元気です。
青草を貰って一心不乱にモグモグ食べておりました。
隣のウォーリー君とは仲が良く、一緒に放牧されています。
白黒コンビといったところでしょうか?

ウォーリー


白い中間種でレグナムのパートナー。
こっちも草にまっしぐらのご様子。
前回はアップの写真をとり損ねるという凡ミスをかましてしまい掲載できませんでした。
レグナムと同様、とても穏やかな性格のようです。
そして、砂の上に寝転がるのが大好きなのも一緒のようです。

モンブランカフェ


黒くてピカピカのこの馬。
どことなく背格好がサンデーサイレンスに似ていると感じた。
聞いてみたらサンデーの孫との事。
スペシャルウィークの子供で名前はモンブランカフェ。
現役時代の成績は26戦3勝2着3回、4300万円稼いだソコソコの馬。
主に500万円下から1000万円下で活躍していた渋い馬。
「モンブラン何」「何とかカフェ」「ウィークのせがれ」とかで呼ばれてます。
環境のおかげか、サンデー系列にしては落ち着いておりました。

主な勝ち鞍は寒狭川特別。

サンデーの子供


前回見かけたサンデーの子供です。
名前は未だに不明です。
世話している人が名前を覚えてないとか言われたら、私が解るはずも無い。
模様や背格好で調べるにしてもサンデーは子供が多すぎて無理。
仕方ないので、名前を含めた詳細は次回に持越しです。
ちなみに奥に見えるのがモンブランカフェです。

続ブリリアントロード祭り


朝ご飯の時間に行ったのでご飯の青草に夢中です。
相変わらずゆったりしております。
ブライアンズタイムの子供のどこが好きかといいますと、マイペースでヘンテコな所。
こいつも現役時代は一回も放牧に出す必要がなかったという変な馬。

エイシンシャーマン


何でかブリリアントロードの馬房に入っておりました。
今回は大人しくのんびりしておりました。
やっぱり前回の時は住まいに慣れてなくてカリカリしていたのかも。

名前が解らない子達


この子達の名前はさっぱりわかりません。
解った事は、この中に一頭マイネルが混じってる事ぐらいでしょうか?
名前が解らないと突っ込みようがないのですが・・・。
また来るよ

次の場所へ移動するのでブリリアントロードにご挨拶。
ちゃんとこちらに顔を向けてくれました。
彼らも人間の言葉はある程度解るのでしょう。

また会う日までしばしの別れ。
坂本家の馬達

市議会員を勤めておられる坂本さんのお宅。
春競馬の際にセプテンバーラムを連れてきた人です。
木工所を家業として営んでいるらしいです。
その木工所の裏の母屋の横に馬小屋があります。
物置に見えるところが馬小屋です。
自然体で飼われているので痩せている様に見えます。
しかし、長生きで皆天寿を全うしているとの事。
自然のままに生きるのが馬に良いようです。

ナスケンヒューマ

馬小屋でまずお出迎えしてくれたのがこの馬。
かなりの叩き上げの馬で68戦4勝2着10回の成績を残している。
アスワンの子供で500万下で活躍した渋い馬。
入着で8000万も稼ぐあたり根性はあることは伺える17歳。

セン馬ではないので未だに気性が荒い面が残ってるとの事。
左隣にはイワミワンが住んでおります。

イワミワン

アイネスフウジンと同じく父がシーホーク。
血統はいいはずなのですが4戦0勝、獲得賞金48万円で引退に・・・。
全く稼ぎが無かったセプテンバーラムよりはマシ。

今年で20歳になる古株で痩せているように見えるが青草中心の食事のせいらしい。
馬本来のそこらの草を食べて寝るだけという生活を送っている。
戦国時代からの飼い方なので競馬の歴史よりもさらに古い歴史がある。
皆、長寿なので、この飼い方が間違っていない事は確かである。

すでに彼らは競走馬と言う経済動物ではなく、家族として扱われているようだ。
成績も能力も不問で置いてもらえるのは大変幸運な事だと思う。

セプテンバーラム

春競馬で草に夢中だった馬です。
マイペース街道を相変わらず突っ走っております。
行ってみたらモグモグとタケノコを食べておりました。

馬ってタケノコ食べられるようです。

皮までバリバリ食べておりました。
とても大人しいので鼻を撫で放題です。
一番好きなサラブレットをあげるなら私はこいつをノミネートします。
そして人参をあげたら顔を寄せてきたのでアップしか撮れません。
小屋の中は狭いのでどうにもならずにちょっと困る。
人懐こいのは解りましたが4歳のサラブレットには見えません。
アメリカン・ミニチュアホースにいじめられて田んぼに脱走した前歴があるそうです。
脱走してものんびり草を食べていただけだそうです。

マル


セプテンバーラムのお隣さん。
ラムが人参貰っていた時にもの欲しそうにしていたので人参をあげた道産子の牝馬。

性格はおだやかでのんびりしている。

かなりの歳だそうで、もうすぐ天寿になるかもしれないとの事。
それだけ長生きできた環境に恵まれたと言う事に他ならない。
別れは悲しいけれど、こういう別れは幸せなのかもしれない。
ラムとマル

首を出して外を眺めている二頭。
左奥に見えるのが木工所。
庭先に馬のいる生活とは羨ましい。
裏庭

ミニュチュアホースが放牧中。
輸入して増殖させた結果がコレ。
日によってサラブレットも放牧する場所。
ゆったりとした時間が過ごせるようだ。

後半戦に続く


長くなったので一区切り。
南相馬ふれあい牧場の訪問記録を紹介します。
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