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引退馬訪問記3後半戦    6月14日 

雲雀が原近辺

メイショウムネノリ


たまたま放牧場に出されていた馬が目に入ったので尋ねてみた。
見せてもらった馬の中にムネノリがいた。
最初はしきりに物見をしていたが、しばらくすると落ち着いてくれた。
カメラを向けたらポーズを撮ってくれた。
ちなみにBTCの写真に採用されていたりするのは秘密。

遠くからでも良く目立つ栃栗毛の重賞馬。
去勢をしてない割にはおとなしい性格。
その分、お隣が2頭分騒いでいるので丁度釣り合いが取れているらしい。

父はリンドシェーバーで母父はトウショウボーイである。

主な勝ち鞍は、伏竜S、GU兵庫チャンピオンシップ
栃栗毛で2001年4月10日生まれ。

ミステリアスアート


名前を聞いただけでピンと来る方もいるに違いない。
セレクトセール黎明期の最高金額落札馬。
落札額は2億2千万円。
あの金子オーナーの黒歴史がこの子。
黒くてピカピカでサンデーそっくりの馬体は当時を偲ばせる。

もっとも、金子オーナーは金任せに良血を買っているように言われているがそうではない。
マイナー血統だろうが、安馬だろうが馬体がよければ買い込んでいたりする。
この辺は競り市でも要チェック。

サンデーの孫は良く見かけるが、子を見るのは珍しい。
性格はヤンチャで立ち上がる、蹴っ飛ばすは当たり前。
馬房の前を他の馬が通るたびに威嚇している。
だけど、周りの馬が大人しいので喧嘩にはなりにくいそうだ。
ヤンチャでも元気なのが一番いいと思う。

主な勝ち鞍は、鴻雁特別、ウインタースター賞、陽春特別、三石町長杯三石海浜公園特別、
ノーザンクロス特別、カシオペア特別、三石川特別、サンタクロース特別 、
デザートキング賞、アグネスフライト賞。新冠町静内三石軽種馬生産振興会賞、
坂本さん宅

ナスケンヒューマ


ガツンガツンと飼い葉桶を鳴らしてお出迎えしてくれたナスケン君。
前にあった時よりも飼い葉桶が凹んでいる気がする。
他の馬は放牧中だけど一頭だけ馬房の中にいた。
どうも、気性が荒くて他の馬を怪我をさせてしまうらしい。

それでも丸くなった方なんだけれどねえ・・・。。
川中島の祭りにも参加しているようである。

セプテンバーラム

良血迷馬セプテンバーラム。
今回も餌に向って突撃してきました。
食欲だけは旺盛で餌を独り占めしようと他の馬を追い払う行動に出る。
しかし、食べ始めると目の前の餌に夢中になりすぎて追い払うのを忘れてしまう。

独り占め作戦は失敗に終わる。

ひたすらモグモグと人参やら青草やら頬張るラム。
その集中力を何かに生かせないものだろうか考えてしまう。
何というか平和だなあ・・・。

姪にユキチャン、兄弟にクロフネ、エイシンデピュティ。
こいつは、それに負けないくらいの個性的な馬だと思う。

イワミワン

食べ物に夢中なラムを呆れた目で見ている事が多いイワミワン。
高齢の域に入ってきているのでラムとの喧嘩は避けている様子。
ラムもいつもは大人しいのですが食べ物が絡むと性格が変わる。
他の馬を追い払う行動に出る事もシバシバ。
でも、そこはそれ。
ラムとの安全距離はいつもキチンと取っているあたりが経験の証。
年の功というかラムよりも一枚上手です。

放牧場

彼らが放されて昼間を過ごす場所。
のびのびとした所でのんびりしてます。
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