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銀の星姫(予定地)

白銀のサムライ

 

餅は餅屋へ

常識はお星様に

月下戦線

借りてきた猫の手

地獄の沙汰も金次第?

勝利の代償

不幸中の幸いなのか?

通販生活3027

ハンターVS子ギツネ

馬鹿は死んでも追跡者

 

掲載準備中

二択問題の基本は三択目を捏造する事

腹黒の久遠、でも懐は薄っぺら?

無茶も通れば道理も吹っ飛ぶ!

なけりゃ作るさ、デッチあげ

珍種となった猟犬座

掲載準備中

ツバクロ騒動序章

ツバクロ騒動第1話

ツバクロ騒動第2話

ツバクロ騒動第3話

ツバクロ騒動第3話裏

ツバクロ騒動第4話

   

久遠の黒歴史

なんとも微妙な集合体

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久遠なる白銀


これは銀色の髪と真紅の瞳の小さな姫君の物語。

この物語はある小さな出会いから始まった。

敵として彼女の目の前に現れた黒髪の青年。

   

彼は戦場という舞台で幾度となく彼女と相対した。

幾度の衝突を経て敵味方を超えて惹かれ合う二人。

家族という安らぎすらも最近まで知り得なかった孤独だった少女。

天涯孤独でその生き方しか知らないと言う青年。

とても近い、そしてとても遠い存在。

 

拒絶される事への恐怖心から、少女は他人へ心を開く事に怯えていた。

 

拒絶される事が当たりと考えていた青年とは対照的。

けれども、彼女は怯えた心を晒してまで彼と向き合った。

これ以上、大切な物を成す術もなく失いたくないから。

心を閉ざすよりも、胸に秘めた想いを伝えて傷つく事を選んだ少女。

戦場で彼女は傷つき、倒れ、力尽きる。

   

だが、寸前で彼に想いを伝える事を彼女は成し遂げていた。

彼はそれに対して本心から戸惑った。

 

彼女の好意は、それまで敵意しか見えなかった彼に衝撃を与えた。

彼女が自分と一緒にいたいと心から願っていた事に・・・。

死の危機に瀕してまで、それを伝えてくれた事に心が揺れた。

そして、奇跡は起きた。

彼は戦いに傷つき、死に瀕していた彼女を窮地から救った。

それは、孤独な彼の心を救ってくれたと感じたからに他ならない。

必死に自分と向き合ってくれた幼い少女への感謝の印。

彼は彼女の為に戦う事を決意し、祖国と袂を別つ事となる。

それ以来、彼は彼女の為に存在する。

彼は彼女の兄であり、サムライでもあり、恋人でもある。

 

常に傍に寄り添うように存在する。

ただ彼女のためだけに・・・。

 



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