「サブキャラ列伝」3027年当時
あ行
○小野沢 梓(おのざわ あずさ)24歳
メックマニアでロボマニアなマイペースでどこまでも突き進む天然娘。
メック整備と医療技術に秀でており、引く手数多な人材。
いつもハラペコで、想像以上の大飯ぐらいで燃費が悪い。
ベストセラーメックであるストライクパンサーはこいつの作品である。
別サイトに出張参加中。
か行
○華月 鳳花(かげつ ほうか)19歳
久遠と同じく元ドラコ出身の下士官。
戦況把握と指揮能力に秀でており小隊長を務めている。
久遠の補佐役として行動を共にする。
正反対の性格とも思えるが、指揮官としての相性は良好である。
○カトレア・エレドニア 23歳
「冥土一番星」にてメイド長を任せられているメイドさん。
橘の専属のメイドさんとして公私共にパートナーを務めている。
無口で必要以上の会話をせずに表情に乏しいが、解る人には解る。
実は照れ屋で上がり症だからという話もあるが詳しくは謎。
腐れ縁の久遠には心を読まれてしまい、よくからかわれていたりする。
戦闘は沈着冷静ながらも勝負どころでは苛烈な攻撃に出る事で有名。
愛機はアンヴァインド−ザー。
○神威(かむい)
星間連盟期に封印された無駄技術の集合体。
全身鋼鉄のメカの人であり、姫のパートナーである。
口は悪いがお人好し。
建前上は、姫以外の人間には動かせない代物となっている。
何度かお困りのお子様を乗せて出撃はしているが特例としている。
再放送の時代劇やアニメに感心があるらしく、整備班に混じってよく見ている。
遺失技術の消耗を押える関係上、普段は予備機として基地内で留守番している。
○グララモス
正式名称、陸竜科鎧竜グララモス。
知能が高く人の言語を理解し、人にも懐く大人しい珍種の竜。
人里に住み着いている例も多数報告されている人畜無害な奴。
食べる事と寝る事が何より好きなまったりドラゴン。
子供から人気があるためか絵本の題材にもなっていたりする変な奴。
危機的状況からは一目散に逃走という手段を選択する事が多い。
気配察知能力は半端ではなく、よく侵入したデストがこの能力の餌食となっている。
ただし、戦闘能力はすこぶる高く、陸龍の中では最強クラス。
生半可な攻撃を弾く甲殻と超高熱の熱線による砲撃能力を誇るデストロイヤー。
接近戦においても多彩な技と連携攻撃があるので非常に危険。
仲間意識も強く、仲間の為なら引かぬ・怯まぬ・顧みぬの戦いを挑む。
高い知能ゆえに連携攻撃や時間差攻撃等の集団戦にも対応可能。
最終防衛ラインにて隊列を組み、敵メックを蹴散らす姿は非常に頼もしい。
住み心地が良い為か、狼小隊には複数の個体が住み着いている。
灰色の甲殻を持つのが一般的だが、中には亜種として黒いのもいる。
主食は鉱石で別名「岩喰い竜」と呼ばれるゆえんである。
○クレア・セレモニア 21歳
「冥土一番星」にて数少ないメイドじゃない女性。
失明した挙句、失機者になり狼小隊に転がり込んできた人。
見かねたラインハルトが治療費を出して現役復帰。
両目とも義眼であるが、特殊な物で常人の目と変わりが無い機能を持つ。
ただ、維持費が膨大でメック乗りであり続けるのが最低条件。
その後、狼小隊から移籍して現在に至る。
現在ラインハルトと交際中でいつでも一緒。
愛機は朧。
さ行
○ジーク・ヴァラサム 26歳
カミオンのいとこであり、元正規軍に所属していたメック乗り。
梓をひょんな事から助けたのがきっかけでオタクの道に入ってしまう。
特撮物の非公式メンバーに登録されており、その道では割と有名。
部隊では鈴の兄貴分としてフォロー担当で活躍していた。
ストライクパンサーに乗っていたが大破したため、別の機体に乗り換えている。
愛機はストライクハウンド。
○篠崎 春日(しのざき かすが)17歳
少し幼さは残るものの、見た目だけは立派なお嬢様。
亜麻色のロングヘアーに高校の制服をまとっているのが特徴。
黙っていれば引く手数多の女性である。
だが、村雨の妹分ゆえか江戸っ子気質の男らしい女の子。
一人称も「俺」であり、行動も勢い任せの破天荒さで暴走街道一直線。
しかしながら「このような性格が好みだ!」という輩も少なくなく人気がある。
良くも悪くも狼小隊は奇特な人間の集合体という事を再認識できる。
後先考えないで突っ込みたがる傾向があるので後方に引っ込められている。
ちなみに戦力不足で悩んでいる久遠は彼女を部隊に引き込んでいる。
久遠に何度も窮地を救われているので、悪態はついても拒否はできないでいる。
愛機はシグナルヘッド。
○鈴原 鈴(すずはら りん)18歳
上から読んでも、下から読んでも同じく読める人。
腕はそこそこ良いのだがヘタレな性格ゆえに頼りなく見える。
小柄な体躯はその頼りなさに拍車をかけている一因でもあるのだが・・・。
戦闘では、支援攻撃を中心とした後衛を担当している。
有志を募って行なわれたカクレンボ選手権で優勝している。
改めて考えてみると非常にアホな企画で名誉でも何でもない。
まあ、M−鈴木氏の行なったメックでラクビーよりはマシか?
あれはシカダの体当たりが大活躍したからな・・・。
愛機はスイートフィッシュ。
た行
○橘 一刀(たちばな いっとう)27歳
狼小隊と共に行動を共にしている傭兵集団「冥土一番星」の代表。
メイド大好き、メイド万歳の解り易い嗜好の持ち主。
メック戦士になったのもメイドさんを雇えるだけの財産を築く為。
メイド長のカトレアに求婚して射止めた文句無しのメイド王。
メイド好きの点以外は非常に優秀で指揮官としても冴えている。
その証拠に今では1個中隊までメイド部隊が成長している。
高速機動戦闘に長けており、遊撃集団にてカミオンの補佐役を務めている。
愛機はブラックハウンド。
○橘 さつき(たちばな さつき)16歳
お馬鹿な兄貴を影からフォローしている苦労人。
ブラコンであるが、仲良が良いカトレアなら兄のお嫁さんに相応しいと思っている。
戦闘スタイルは支援砲撃を主体とした保守的なもの。
愛機はナースホルンK型。
○チグラーシャ・レイゼンベルグ 17歳
星間連盟期の技術が生みだした遺伝子技術の迷作。
人と猫とのハイブリット生命体第三弾。
小柄で痩躯、毛色は白黒茶の三毛猫模様。
本来は化け物じみた反射神経と運動性を持つ戦闘兵器。
拾った奴が奇特なせいで気ままだが素直な性格。
好奇心が旺盛で悪戯好き、表情がコロコロ変わる。
しかしながら、箱入りの飼い猫扱いだった為か身体能力はイマイチ。
星間連盟期にヴァラサム家と分かれたライラのレゼンベルグ家に籍を置く。
仲間を探す旅に出た際に生活費に苦しんだせいで非常に貧乏性。
未練たらしくミサイルをよく出し渋る。
旅の途中で知り合ったヘクトと共に行動する。
魚と昼寝が大好きな猫娘として親しまれている。
シューティングゲームのレイ・クドリャフカからのゲスト参加のキャラ。
本家のチグラーシャは資料が無さ過ぎて困ります。
愛機はアルバレスト。
な行
は行
○日比野 明彦(ひびの あきひこ)20歳
元敵の偵察機ハンターだった追撃者。
撃墜された際の衝撃で記憶が消し飛んでいる。
撃墜した張本人のリートに一目惚れして追いまわしている。
当人は本気なのだがリートにはいい迷惑。
愛機はクルーズチェイサー。
○日向 正義(ひゅうが まさよし)26歳
前衛集団において楔の先端を担当している突撃隊長。
猪突猛進の戦闘スタイルで幾多の戦闘を潜り抜けてきた猛者である。
大雑把でドンブリ勘定ながらも、異変を察知する能力に長けている。
リスクをできるだけ排除した上での突進ゆえに単なる猪武者で無い。
副指令の一番弟子であり、中隊長を任されている点から見ても指揮官として優秀。
いろいろ不器用な面はあるものの、姫に一目惚れしてしまい婚約を取り付けた人。
この先例があったために久遠達はスンナリ婚約まで持っていけたのである。
外道なドラコ連合にはスッパリ見切りをつけており、何の未練も無い。
愛機はバッファロー。
○へクトール・オライオン 29歳
葬儀屋の二つ名を持つ踏み潰し攻撃が大好きな男。
貧乏生活が長かったせいか、とことんケチで戦場でも常に算盤を弾いている。
交渉能力に長けており、金のかかる機体を維持するのに一役買っていた。
黒ブチ眼鏡がトレードマークの商売根性たくましい奴。
チグラーシャをネコと呼び、彼女の正体を知りながらも共に行動する。
愛称ヘクト、愛機は絶滅危惧種のハイランダ−。
ま行
○マリエッタ・ツヴァイエル 16歳
部隊での愛称はマリエル。
最年少の気圏戦闘機乗りで久遠とは腐れ縁の仲。
金髪蒼目で甘い物大好きなどこにでもいるような女の子。
お人好しで困っている人をほっとけない性分。
素直で仲間達からよく騙されてからかわれていたりする。
遥を妹として可愛がっており、よく遊びに来ていたりする。
甘い物の中でも特にアンパンが大好物で喫茶木村屋の常連になっている。
幼児体型なのを気にしている為か色恋沙汰には興味が無い。
興味は無いけど航空隊の連中からは交際の申し込みが頻繁にきていたりする。
対地支援を得意とする為メック乗りからも親しまれている。
愛機はシルフィード後期型。
○深雪・レイバード(みゆき・れいばーど)20歳
一応士官としての訓練も受けてはいるものの、士官としてはまだ未熟。
経験も浅い為か教本戦術になりがちで頼りにならない。
メック戦士としての腕もいまひとつで精神的な余裕がサッパリ無い。
ハッキリ言って全ての面で器用貧乏の足手まといである。
本人もその辺は自覚しているがオドオドした性格は簡単には直りそうも無い。
想定内の戦闘ではソコソコ戦えるので補欠扱い。
戦技教導隊に入れられているのは姫の行なう実習の実験台の為・・・らしい。
不幸街道をまっしぐらで少々気の毒。
愛機は勿体無いけどオウサム。
○村雨 楓(むらさめ かえで)26歳
極端に戦場を選ぶ局地戦機の設計に秀でた改造魔人。
腕前は確かなのだが、性格に難があるため管理職には不向き。
彼女の部屋は魔窟とかしており通称「腐海の森」と呼ばれている。
実はメックにも乗れるのだが、気が向かないので乗らない。
遥はよくなついており、彼女の部屋に遊びに行っていたりする。
改造機体の実験台として、久遠に興味を持ったのが運の尽き。
久遠の無茶で壊れてくる機体の修繕に頭を悩ませる日々が続いている。
実はライラ貴族の出身なのだが、道楽が過ぎてここにいる。
や行
ら行
○ラインハルト・ヴァリアント 25歳
「冥土一番星」にて小隊長を務めている古参メック乗り。
納豆を食らう脅威のドイツ系。
メックに関する知識に長けており、設計まで行なえる腕を持つ。
メックマニアとしては梓と同レベルにあたる。
久遠に妙な必殺技を数多く伝授したのは実はこいつ。
別名メック博士。
相棒のクレアとは、いつでもどこでも共に行動している。
そして、橘の趣味を理解している数少ない人の一人。
だが、メイド好きというより男のロマンとして理解しているようだ。
愛機はバーグラ−。
○リート・ヴィンセント 16歳
星間連盟期の超技術の無駄使いにより誕生したキツネの人。
チグラーシャとはお仲間の間柄で一緒にお昼寝する事も多い。
気配察知と捜索能力に長けている偵察型として作られた第二弾。
ライラのメック設計一族のヴィンセント家に引き取られて育てられた。
彼女のプロマイドが売れて儲かるというくらいに変な土地柄の故郷を持つ。
宿敵だったはずの者が頭を打って記憶が飛び、彼女に一目惚れ。
熱烈な交際申し込みから逃げ回る毎日を送っている。
遥と仲が良い為、久遠とも付き合いがある。
女性に疎い久遠の相談相手にもなっているのは遥には秘密。
愛機はブルーヴィクセン。
○梨緒・ヴァラサム(りお・ヴァラサム)24歳
ヴァラサム家次女であり、伯爵夫人の称号をもつ貴族の一人。
前衛集団の中隊長として部隊を支えている叩きあげのメック乗り。
徒手空拳の戦いに秀でている護衛いらずのグラップラー。
ただし、料理がド下手でよく分析不能の物体を量産している。
姫の才能に一番最初に気付き、基本的な事を教えた先生でもある。
養子ではあるが、長女の真緒とは髪や目の色以外はそっくりである。
愛機はアーチボルト。
わ行