戦技研使用機体一覧
押し寄せる敵、逼迫した戦況、余裕の無い場所に遊びと言う文字は存在しない。
徹底的に無駄を省いたタイトな設計の機体達はそのような状況で生まれ出る。
必然のみを備えた質実剛健の猛者達は、護るべきものを護り抜く為のみに存在する。
「打倒GM」これが至上の望みであろう。
軽量級
このクラスは小型軽量の為に量産し易く数が多いのが特徴。
メック戦よりも、偵察や歩兵に対しての攻撃が主な任務であるといえる。
しかし、近接能力のみに用途を絞った高速打撃型も多数存在する。
この機動打撃力を有効に活用できるかが運動戦では勝敗を分ける鍵となる。
○20t偵察型「PC1−A1 ポーンクラブ」
俊足自慢のローカストをさらに過激にチューンナップしたのがこいつ。
平坦な地区の長距離偵察や後方破壊任務に従事する縁の下の力持ち。
逃げに入れば、いかなるメックですら追撃不能な退却帝王。
○20t哨戒型「STG−3RC スティンガー改」
脅威度が低い後方地域の定時哨戒などに使用されている偵察機。
MG弾薬を半減して装甲を強化しているものの焼け石に水。
正面戦闘には向かないが、哨戒機としての水準は満たしている。
○25t偵察型「HSS−3RA ハードシーカーA型」
要撃機を撃破し、偵察を完遂する為の装甲と火力を持つ傑作偵察機。
重要度が高い地区に集中的に配備が進められている事でもその優秀さが伺える。
ブルーやマルシェと言った兄弟機と共に戦場を今日も駆け回る。
○25t偵察型「DWA−22S ドーウェインマルシェ」
外世界同盟が生産販売している機動性を重視した高性能な偵察メック。
ブルーヴィクセンの原型ともなった機体だが、一度は生存競争に負けて淘汰されている。
パクリ物のクラウドチェイサーと比べると若干見劣りするものの、優秀な偵察機である。
ゆえに大量に購入されて配備された経緯がある情報戦での主力機体。
○30t多目的型「BLV−09 ブルーヴィクセン」
簡単に4タイプのモデルに改造できる簡易改造システムを搭載している珍メック。
ライラ共和国から大量に裏ルートで恒星連邦の当戦線に運び込んだ代物。
主に偵察機として活躍しており、重偵察メックとしての地位を確立している。
追撃機として名高いクルーズチェイサーを力ずくで排除できるため重宝されている。
チェイサーを駆逐するために生まれきた経緯を考えれば当然の事ではある。
○35t主戦型「AWS−44C−2 アーワークス改」
M−鈴木氏のやっつけ落書きから誕生した急造機体。
小型シャドウホークと言える性能と運用のお手軽さから軍馬として活躍。
ストライクほどの数は無いものの、戦線のいたる所で目にする事が出来る。
○35t軽火力支援型「PNT−09ST ストライクパンサー」
原型となったのはドラコ連合主力量産型メックの「パンサー」である。
しかしながら、外見・性能ともに仕様変更しているので一目で見抜けるものは少ない。
原型と比較すると、装甲・機動力は強化しながら火力は互角を維持している。
配備数が非常に多く、当戦線のいたる所で目にする事が出来る傑作機。
運用もし易く、特に癖も無いため重宝されているのがその原因であろう。
最近では砲兵部隊や機甲部隊にも配備され始めている。
中量級
メック戦での量の面での戦場の主役がこのクラスのメック達である。
確かに火力・防御力面では重量級に劣るものの、総合的なバランスでは優れている。
量産がし易い点と機動力による運動戦を主体とする機体が多いのが特徴。
○40t機動火力支援型「HER−4K ヘルメスV改」
偵察機のUとは全然違う戦闘を主目的にした機体。
機動性と装甲の絶妙なバランスが取れている傑作機。
主に機動戦をする事が多い遊撃部隊を中心に配備がされている。
○40t主戦型「GRT−8A ギュラント」
ブラックハウンドの随伴機として設計されたG−シリーズの機体。
廉価版ゆえに装甲防御と廃熱力に劣るものの、乗り手次第では化ける可能性がある。
損傷が多い事を想定していたため、入手し易い部品が大量に使われている点も見逃せない。
○45t主戦型「BJ−1DB ブラックジャックD型」
根拠のないデマのおかげでどこの正規軍でも使いたがらない不遇の機体。
それゆえに入手が容易な機体の一つにあげられている。
これは原型よりも砲撃戦をさらに重視した設計になっているのが特徴。
ちなみにライラ共和国での評価はある時期を境に一変した優良機種。
○50t主戦型「CN9−B センチュリオン改修型」
装甲がやや薄く、主砲のACが持病持ちな為に日陰者扱いされている機体。
量産し易く、弾薬補給と主砲の修理部品さえ都合がつけられれば化けるはずの機体。
不良在庫を手当たり次第にポンポン売り飛ばしていたら、ドラコ連合が買い漁っていた機体。
3039年の戦争で嫌と言うほどこれの底力を見せ付けられて評価が激変した機体。
これはそれを主戦型として最適化を図った機体である。
○50t主戦型「TSU−2A テセウス」
エンフォーサーをベースとしてゼウスを模した仕様に変更された機体。
瞬間的な打撃力は低下したものの、交戦距離が伸びて運用し易くなっている。
能力的には平凡かもしれないが癖が無い為、初心者向けとも言える。
○50t高速戦闘型「TBC−4D カメレオン・ドライ」
訓練機として名高いカメレオンを実戦に耐えうる改造を施した物。
傑作機のフェニホを打倒し、戦線後方から文字通り駆逐した驚異の存在。
勝因は、配備数・保守管理の面での差と乗り手にも恵まれていた点であろう。
このメック自体はフェニホに準じた設計にすぎないのである。
操縦特性は素直なままなので訓練機としても活用できる点が特徴である。
○50t汎用支援型「TBT−5N トレブチェット」
防御よりも瞬発的な火力を重視した攻撃的な機体。
弾薬搭載量は少ないが戦場の流れを決定するには必要充分。
接近戦に特化させたS型も存在している。
惜しむらくは装甲がライフルマン並に薄いこと。
○50t汎用支援型「TBT−5J−C トレブチェット改」
瞬発的な火力は高いものの、少ない弾薬搭載量と脆い装甲ゆえに苦情が絶えなかったので改造。
機動力が高いマーリック型の機体をベースに設計された支援機である。
仕様としては瞬発的な火力を落とし、その分を装甲と機動力等の運用面の強化に当てている。
数が慢性的に不足しているナースホルンの代替機として重宝されている。
性能的には可も無く不可も無いつまらない汎用機の一つである。
○55t機動支援型「DV−6M―C デルヴィッシュ改」
量産し易く、技術レベルが低い地域でも維持が可能というコンセプトで生まれたメック。
ゆえに中心領域全域で見られる一般的な機体の一種ではあるものの、人気があるとはいえない機体。
弾薬配置と薄い装甲の相乗効果で常に損害が多い機体で、誰もが認める立派な二線級。
「貧者のアーチャー」と蔑まれ、冷遇されている傭兵や郷土軍といった所に配備されている。
これは、無駄を省いて重量を浮かし、欠点だった装甲を改善した機動支援機の傑作版。
○55t機動支援型「SDH−2DU シャドウホークDU型」
D型の火力強化の方向性には賛同するが、変更点の酷さに頭を抱えた者達のマジメな回答。
重量効率の悪いACをポン捨てして火力強化を図った意欲作。
クイックドロウと性能的に差別が付き難いが、装甲の堅さはこちらが上。
シャドホ系の機体としては、ブラハンと人気を二分する傑作機。
○55t主戦型「BLH−6D ブラックハウンド」(略称ブラハン)
基本形である正統派の無印ブラハン。
M―鈴木さんの設計であらゆる状況に対応できる傑作機。
エースの多くがこれを愛用している。
○55t主戦型「UVD−K2−C アンヴァインド―ザー改」
接近戦に特化させたブラハンの亜種の一つ。
走り回ってPPC撃っている限り見分けがつかない機体。
接近戦に自信がある機体がブラハンに紛れているこれに逆襲されている。
別名ブラハンもどきのデスチェイサー。
○55t主戦型「BGA−2L バーグラ−」
ウォーハンマーそっくりの外見と夜盗という名前を持つ引っ掛け問題。
至近距離で飛び跳ねて、相手の背後を刺すという騙まし討ち戦術が有効。
ブラハンと比べるとやや攻撃的な面がある機体である。
○55主戦型「BLH−6Q ピョンピョン丸」
ブラハンとバーグラ−を合体させたような姿の機体。
まぬけな名前と裏腹にブラックハウンドと同じ性能。
乗り手にはやはりエースが多い。
○55t主戦型「BLH−07B ブラックハウンド量産型」
大量に入手してしまったが使いようが無いD型シャドホのなれの果て。
元祖よりも過熱し易い仕様のため、どちらかというとエース・ベテラン向けの量産機。
ドラグーンやストライクと共に当戦線の恒星連邦側の中核をなす主力機体であり、
戦線全域でごく一般的に目にする事ができるほど数多く配備されている。
散々な目に会わされたドラコ連合側にもK型と呼ばれる同系機が出現している。
○55t博打型「BRK−02 一発王」
規格外の撃墜王「遠里七里」の愛機であり、GM側からは破滅の象徴として嫌われている。
使い手のせいで攻撃が当れば致命的命中が発生し、攻撃されてもファンブル回避が日常的。
シャドウホークを原型に遺失技術のYLエンジンや高性能放熱器を装備している。
唯一の武装であるAC20により引き起こされる惨状は、まさしく阿鼻叫喚の地獄絵図。
射程外からでも頭や弾薬を片っ端から打ち抜き、花火にする様は味方から見ても異様な光景。
弾が切れてもステゴロで次々と屠るのは驚異の現象。
重量級
メック戦においての攻撃面での主力がこのクラスとなる。
数や機動力こそ中量級には劣るものの、火力・防御力の面では堂々の主力。
戦線正面を固めるのは、一般的にこのクラスとなるであろう。
○60t主戦型「DRG−1DG ドラグーン」
原型はドラコ連合軍主力量産型メックとして知られる「ドラゴン」である。
泥沼と化した当戦線では量的な面で常に恒星連邦側の主力メックの座に居座り続けている。
原型よりは若干機動力は劣るものの、火力の点ではこれを凌駕している。
図らずも、エンフォーサー拡大改良型の様になっているのは皮肉である。
ちなみに動力源と主武装が拾い物というのは秘密である。
○60t支援型「RFL−4T つるべ君」
堅牢な装甲と強力な火力、そして優秀な熱効率を持って後衛を務める主力機体。
元がライフルマンとは思えないような性能を誇り、傑作機の一つに数えられる名機。
ライフルマンを毛嫌いしている人が喜んで飛びつく様はある意味異様。
ウォーハンマーに対抗可能なライフルマンという、D型のコンセプトを正しく再現した物。
二門のPPCをつるべ打ちしながらの殴り合いが基本的な戦闘スタイルである。
○60t火力支援型「LNC25−03 ランスロット・アーリー」
昔は高速性能と補給無しで圧倒的な火力を両立できていた傑作支援機。
今となっては、鈍足で全力射撃はご法度な体たらくな二線級。
最大火力をやや下げ、機動力と装甲を改善しつつ熱効率を最適化してみた改造機。
ドラゴンと殴り合いが可能なほどの一線級として生まれ変わったのは予想外。
駄作から一気に人気機種となってしまった珍種の中の珍種。
やはり昔は凄かったんだと実感。
○60t突撃指揮官型「SRU−6U ボレアリス」
S−TECHのシリウスをベースにした改造機。
ビギナーズドラゴンのコンセプトを入れて設計された嫌メック。
過熱無しで撃ちまくり、跳ねまくりの煙モクモクな奴。
重量の割に火力が低く、直接・間接防御が優れている為に狙われ難い機体。
機動力の割に容易に格闘距離に飛び込めるためか無茶な格闘戦を使用する事が多い。
話の展開上でなんでか主役機に・・・。
○60t近接戦闘型「デスチェイサー改」
S−TECHではお馴染みと言える接近戦だけに特化した弾幕君。
肉薄した時の手数は他の追随を許さない致命的命中判定の鬼。
上手く使うと敵が近寄ってこないので支援機の番犬にはもってこい。
ちなみに原型よりMGの数を減らして弾薬を増やす改造を行なっている。
○60t支援機「ART−1A アーチボルト」
デスチェイサーと基礎フレームを共有している兄弟機。
一見支援機のようだが、堅牢な装甲と主戦級並の火力で格闘戦も得意分野。
エトワールの設計にも影響を与えた傑作機。
○60t近接戦闘型「AST−01 アステリオン」
ボレアリスが長期間修理中となったために誕生したやっつけメック。
支援機に付き従う番犬であり、一度喰らいついたら放さない凶悪さを誇る。
至近距離ではSLが雨あられと飛びまくる為に狂犬とも呼ばれる極端な機体。
デスチェイサーの弾薬問題をマジメに考えてみたらこうなった。
ボレアリスとは違った意味での嫌なメック。
○60t支援メック「QKD−4F クイックドロウ改」
骨格の欠陥という根本的理由により装甲厚が増やせない虚弱体質な奴。
長距離ミサイルで牽制しつつ、相手の周りをグルグル回りながら隙を見て飛び込むのが日課。
長丁場が苦手な機体ゆえに瞬間的な火力を重視した攻撃的な設計。
○65t火力支援型「CRD−3RR アルバレスト」
距離を選ばず戦える乱戦に強いクルセイダーの改造機。
LRMの弾薬の少なさと過熱の酷さを改善した機体。
近接火力の低下は支援機としてならば許容範囲。
他には左右胴を打ち抜かれると花火になる欠点を改善している。
○70t近接戦闘型「GLT−4L-A ギロチン改」
長距離武装を持たず、近距離戦においての破壊力のみを追求した旧式メック。
有力な支援機と組めれば活躍できるのに正規軍では二線級指定。
JJを完備した運用地域を選ばない優秀な前衛メックで重宝されている。
これは、装甲厚や熱効率を強化した現地改修のバリエーションである。
○70t前衛型「WHM−6RR ウォーハンマー改」
やや薄い装甲と熱管理の手間を考えなければ砲撃戦での主役はこの機体と言える。
重量級としてはアーチャー並に数も多く、入手も容易なありがたい存在。
弾薬が余りがちなMGを撤去し、装甲面を強化した殴り合い重視の改造機。
派手さは無いが堅実な戦闘力を誇る傑作機。
○70t前衛型「WHM−6F 朧」
バーグラ−の振りをした飛び跳ね回る驚異のウォーハンマー。
武装配置が一緒なので、乱戦中において近接距離に飛び込むまで識別困難。
バーグラ−だと思い込み、迂闊に接近戦を仕掛けた敵を餌食にするのが日課。
○70t前衛型「EFA−2B バッファロー改」
ウォーハンマーをベースにしてサンダーボルトのパーツを取り込んだもんじゃ焼きな奴。
重圧な装甲と近・中距離戦のみに用途を絞った武装配置ゆえに肉薄した打撃戦に強い。
猪突猛進な乗り手と組み合わされば逆境を覆せるほどの底力がある機体。
ウォーハンマー系は部品補充が楽であり、それが積極性を後押ししている要因の一つであろう。
○70t前衛型「GHR−5I グラスホッパー改」
堅い甲殻と強靭な脚力を併せ持つ70tの重量を誇る鋼鉄の飛蝗。
長距離戦には少々弱いものの、乱戦ともなれば喜んで飛び込んでいく様はまさに飛蝗。
跳ね回りつつ全力射撃を実行する事が念頭にある設計なので何時でも飛び跳ねる。
これは、熱効率をさらに高めているので暴れ放題な殿様飛蝗仕様である。
○75t前衛型「ON1−K オリオン改」
公式メックの中でも屈指の実力派なのがこの機体。
交戦距離を選ばないのと堅牢な装甲ゆえに敵陣へ突っ込んでいく役目が最も適している。
改修にあたって、集中しすぎている弾薬配置変更と武装を手数重視の物に変更している。
総合的な使い勝手は原型以上の出来栄えで意外と傑作な部類。
○75t万能型「PRO−7D プロキオン」
オリオンの改造機の一種で機動性よりも砲撃性能を重視していた副指令の機体である。
遺失技術である高性能放熱器の搭載により、機動性の面での弱点を克服した反則機体。
JJも装備しているのでピョンピョン跳ね回るのはご愛嬌。
あらゆる状況に対応できる万能型の一つの形として完成している。
○75t前衛型「MAD−3SH シグナルヘッド」
火力支援機であるマローダーを効率優先で再設計した結果がコレ。
安定した火力と死角の無さから重量級屈指の実力を誇ると言える。
傑作機ゆえに全てのマローダーは、この仕様に変更されて配備されている。
○75t支援型「SWT−2S スイートフィッシュ」
時間と言う名の運にトコトン見放されて誕生したダークホース。
注目度がサッパリながらも、堅実な支援能力は頼りになる事間違いなし。
引く手数多の人気機種の一つに数えられている。
強襲級
メック戦のみに特化して進化したのがこのクラス。
圧倒的な火力により敵機を撃破するのがこの機体の主任務である。
強力な切り札となるのだが、量産が難しく、数が極端に少ないのが欠点。
防衛戦や殴り合いは得意なのだが、鈍重なので機動戦には不向き。
○80t機動強襲型「VTR−9BU ヴィクター改」
ACをこよなく愛する撃墜王が予備機に選んだせいで評価が激変した機体。
弾数を増加させ、体当たり用の装甲を獲得する為にSRMをポイステした仕様。
GM側からは酷く嫌われた規格外設計機。
○80t支援型「AWE−8QC オウサム改」
武装がPPC三門のみに絞り込んだ公式設計でも屈指の実力を誇る歩く砲台。
人気があるので入手は困難、数量的な面では主力にはなりえないが優秀な性能。
改修点は熱効率に関する些細な点のみ。
○80t前衛型「STC−2C−B ストライカー改」
オウサムのベースにもなった機体で、重量の割には火力が低いため二線級指定。
とはいえ、前衛としての能力は同じ経緯で二線級指定になったギロチン同様に優秀。
乱戦にも強い機体として前線からの評価はすこぶる良い。
熱効率と火力を若干ながらも改良したバリエーションである。
○80t強襲支援型「ETO−2D エトワール」(別名:逆転いっぱつなのは)
元がゼウスとは解らないような程、いじり回されて誕生した珍妙な支援機。
前衛メックと共に前進しながら火力支援を行なう為だけの純粋な歩く砲台。
敵を射程内に入れたら自らが沈むまで、撃って、撃って、撃ちまくる簡単運用の機体。
「りりかるなのは」の主人公、白い悪魔のなのはさんを参考にしたのは秘密。
状況いかんでは躊躇う事無く全砲門を零距離でぶっ放して血反吐を吐かせましょう。
多少壊れようが怯まずに全力全壊の精神で不退転の決意で殴りあいましょう。
また、近距離火力を近接駆逐機並に充実させているので接近戦はむしろ望む所です。
嬉々として接近戦を挑んできた敵には情けなど一切無用なものです。
SL連打の際は「アクセルシューター」と叫んで、容赦なく削り殺しにしましょう。
地獄の反撃こそが「凛々狩る真面狩る」な魔砲使いに最も相応しい姿でしょう。
別名「逆転いっぱつなのは」
○85t強襲型「BLR−1CA シマジロウの逆襲」
GM側が職権乱用というレッドカードを使ってきたゆえに誕生した機体。
バトルマスターをベースに徹底的に砲撃戦重視の仕様に作り変えている。
この機体で構成された中隊でのお礼参りはGM側には悪夢であったろう。
エトワールと隊伍を組んでの前進はある意味反則的。
名前については子供チャレンジの縞々虎から拝借。
○90t突撃格闘型「BNC−3E−A バンシー改」
巨体を走らせるのに心臓が肥大化し過ぎ、二線級の殿堂入りをしている骨董品メック。
その体躯から繰り出されるブチカマシのせいで、常に距離を置かれて出番が無くなる奴。
そこで、この機体は近寄れなくても有効打を敵に浴びせられるように改造してみた。
LRMのみを武装として搭載し、他の装備を排除した極端な設計になっているものの、
近距離に踏み込まれても「文鎮クラッシュ(笑)」を完備しているので問題が無い。
○90t埋葬専門型「HGN−733 ハイランダ−」
踏み潰し攻撃が基礎設計段階で考慮されていた異色のメック。
この巨体から繰り出される落下攻撃はハイランダ−式埋葬法と呼ばれている。
遠近ともにこなせる乱戦向きの機体であり、特に防衛戦での使用が望ましい。
今は生産されていないメックの中でも、とりわけ数が少ない希少機種。
○100t砲撃駆逐型「D―ARM−01 神威」
放熱系と動力系に遺失技術を使用した決戦機。
遠近ともに死角が無く、砲撃戦においては無類の強さを誇る。
もっとも、計画当初は超重格闘機を目指していたが頓挫したらしい。
本来は高度な無人機になる予定だったのだが、搭載知能が反抗的で頓挫。
続いてシステムを流用した擬似的複座機構を増設するも人を拒否して頓挫。
実用性を疑問視されて計画自体が消えてしまい、封印されて現代にいたる。
他のメックとは一線を画した曰く付きの星間連盟の遺産である。